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ウィルスを運ぶ人たち‏
社内が新型インフルで大騒ぎしている最中での退職となりました。

お世話になった人たちに挨拶したかったのに、
新型インフルにかかって休んでいる人がいたりだとか、
人の移動を極力避けるよう指示されていて、他の研修院へ顔を出すこともできず、
結局、最後はなんかビミョーな1週間を過ごして、静かに消えることになりました。

まず月曜日。
月・火と2日間の予定で仕事があって、他の研修院(H/C)に出社しました。
ところが、朝食だけとって、すぐ所属の研修院(K)に戻ることに。

日曜日に所属の研修院(K)で新型インフル確定者が出て、
さらに月曜日に簡易検査陽性の診断を受けた人が出たため、
研修院間の人の移動を自粛するようにとの会社の方針が決まったのです。
予定の仕事はとりあえず木・金に延期に。

水曜日の時点で、他に発症した人がいなかったのと、
今週いっぱいで私が退職してしまうという事情のため、
木曜日、再び予定していた研修院(H/C)へ出社しました。

みんな、、、私と同僚をウィルスの運び屋のような目で見ます。。。

マスクをせずに出社したんですが、
「マ、、、マスクは!?」と後ずさりされ、
「ウチには小さい子どもがいるもので・・・」と、
慌ててへんてこなコップ型マスクをつける人もいました。

あの、、、
ソウルから地下鉄や市内のバスを利用して通勤している人のほうが、
よっぽど可能性が高いと思うんですけど。。。

警備の人にも、「マスクは?」と言われ、
だんだん私たちが新鮮な空気を吸っていることが申し訳ない気になり、
またコップ型マスクをするハメに。
つくづく、ご縁があります。(涙)

そして、菌を運ぶ虫か何かになったような気持ちになりました。

でも、みんなが怯えるのは仕方がなかったのです。
仕事が一段落して、上司に報告の電話を入れたとき、
なんと今度はうちの研修院(K)の警備2人が急な高熱で「疑いアリ」とのお話。

研修院(K)から来た人たち=新型インフル感染が非常に疑わしい人たち
という構図はさらに確実なものとなっていたわけです。

仕事が終わってからも誰とも挨拶をせず(←上司の指示)、
会議室に閉じこもって静かにしておりました。

上司からは、
「早く仕事を終えて、平等な扱いをされるウチの研修院へ戻ってきてください」とのメッセージが。
ほろろ。こんなに研修院(K)が恋しくなったことはありませぬ。。。

そして木曜日の夜。
翌日の仕事はキャンセルして、所属の研修院(K)へ出社するようにとの指示がありました。
次の日も来るからと、研修院(H/C)でお世話になった人たちにろくに挨拶もせず、
私は任された仕事をまっとうすることもできず、
ほんとビミョーな感じですが。。。

「明日があるさ」と思って生きるのは、ときにはよくないことだと、
会社生活の最後に学びました。ちゃんちゃん。
by donko_c | 2009-11-01 03:35 | 会社
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